2011年2月19日土曜日

ちょっと変わったジェルベース

WIZARDのジェルベースは、いささかクセがあります。

まず成分として、イースト菌をベースとしており、ジェルベースに良く使用されるカルボマーやキサンタンガムを使用していません。
結果、正直なところ、できあがり形状に不安定さは残ります。
つまり、ある時は水分が多く感じられとてもさらさらしており、またあるときは緩い粘土の様になり、またあるときは固いゼリーのように固まっていたり。

「以前の物と違う」とおっしゃったお客様もいらしゃいましたが、事情を説明した上でお使いいただくと、その後はファンになって下さいました。


こんなにクセのあるジェルベースですが、使い方のこつがわかってしまうと、皆さん大ファンになってくださるのです。

1.エレクトリック ブレンダーがあると、ブレンドは格段に変わる。

 確かにスプーン等では、オイルが混ざりにくく、混ざっても後に分離しやすくなります。
 これは、このジェルベースに限ったことではなく、ブレンダーを使うと、クリームその他も格段に混ざり具合が良くなり、分離は、ほぼしなくなります。

 が、特にこのジェルの場合、スプーン等では混ざりにくいと思われるため、ブレンダーをおすすめします。
  
 販売のブレンダーはコスメ用なわけもなく調理用ですが、小型なため、少量のスキンケアなどを作るときに最適です。

2.軽い乳化作用がある。

 これは、このジェルベースの大きな特徴です。
 ので、化粧水やジェルにオイル類を使用したい場合は、まず、オイルとこのジェルベースとをしっかりブレンドしてから、水分と混ぜ合わせると、スムーズにブレンドできます。
 
 このジェルベースにレシチン乳化剤をプラスすることで、より乳化作用を強めますので、ベジタブルオイルをブレンドしたい場合は、
ジェルベース+レシチン乳化剤を先にブレンドした後、ベジタブルオイルをブレンドするという手順となります。


3.冷蔵庫に保存しない。
 
 特に夏場は、冷やすと気持ちいいとは思うのですが、このジェルは、冷蔵庫保存してしまうと固いゼリーのようになり、戻らなくなります。
 通年、冷暗所での保存をお願いします。


先に書いたとおり、ロットや気温によりできあがり形状が大きく異なりますが、ブレンダーでしっかり混ぜると、どれも同じとなり、問題ありません。


個人的には、化粧水にとろみをつけるために10-20%ジェルを入れます。
ミストスプレーでなく、セーラムポンプを使用し、たっぷりと手にとってつけると、とても良いです。

化粧水のレシピは、またそのうち。

素材等すべて
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2011年2月9日水曜日

日焼けトリートメント用ジェル

前腕がかゆい。

お風呂上がりに、顔と同様に化粧水、ジェル、ローションを塗る。

でも、かゆい。
掻くと、お風呂上がりなのに、今塗ったローションが黒くなって出てくる。

えぇ!
なにこれ?
こわい。


ということで、クレイパック
イエローを使おうと思っていたのに、気がついたら大粒グリンをボウルに入れ溶いていた。
ウォーターは、アロエジュースハニーマートル ウォーター、カモミール ローマン ウォーター、ローズ ウォーター インディア

厚塗りにして20分。
やはり前腕の乾きが悪い。


洗い流してみると、左腕は、パックしたところだけが赤くなっている。
何か反応している。


一夜して、かゆみはおさまらない。


運転の時に陽が当たる場所なので。
もしかして、火傷?
日光+紫外線 火傷?


ということで、今度は日焼けトリートメント用ジェルを作ってみる。

ジェルベース 30ml
ローズヒップ オイル 1ml
カレンデュラ エキストラクト 3ml

ラベンダー カシミール 6滴 
キャロットシード 5滴 
カモミール ローマン 4滴
ゼラニウム ブルボン 3滴
ネロリ 2滴

かゆみがあるので
スプリュース 2滴

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このジェルは、必要以上に塗っても、ポロポロ剥がれるだけなので、少しづつじっくりと塗り込む。


かゆみがおさまり、肌の熱が、少し落ち着く。


海へ行ったわけでもなく、外に出歩くでもなく、近くまで車の運転をする程度でこんなに焼けていたとは・・・
オーストラリアの太陽&紫外線、恐るべし!



素材はいずれも
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