2011年12月1日木曜日

アロマボランティア

3月の震災以来、色々なところへアロマオイルやクレイの提供をさせていただいてきました。

そのうちのひとつ、元気アロマのボランティアに参加させていただき、いわきの仮設住宅にお邪魔させていただきました。

総勢14名。
10時前に集会場に入ると、すでに楽しみに待ってくださっている方々が。
それぞれの希望をうかがい、なおかつ施術者の得意を活かしながらの施術。
私は、持参したフェイシャルオイルで。
一人4-5名の方に施術。
年配の方も、男性も、若い人も、皆、ピカピカになって帰って行く。

ボランティア同士も、持っている技もそれぞれ違うので、周りの人の手技にも興味津々。
ふむふむと勉強にもなる。

お昼は、今日参加できなかった方からの差し入れのおにぎり+色々な方がおにぎりを用意してくださっていた。
おにぎりを食べるスタッフに、「お漬け物もってきてあげるわ」と、マッサージベッドからおばあさんが起き上がり持ってきてくださった。

この避難所の前の時からつながりのある方々とのことで、ボランティアが来ているからと駆けつけてくださる方もいらした。


目に見えるところ、見えないところで、本当に多くの一が心を砕き、繋がっている。

お昼頃には一杯だった会場も、終了予定の2時頃には静になり、引き際もお見事。




帰りの車の中では、隊長の夢と熱い想いを聞き、「あー、だからここは出来るんだな」と納得。

「アロマセラピスト 革命」を興したいのだそう。

もっともっと、若い人や皆が「アロマセラピストになりたい!」と思うような職業にするんだ!!!

企業に一人、アロマセラピストがいれば、うつも、DVも、虐待も、離婚も減るし、何より、みんなが気持ちよく働くことで企業の業績は上がるはず!

本当にその通り!
従業員のメンタル管理も重要なこの時代、身体の疲れと、心のストレス両方に働きかけるアロマセラピーは、これからの時代、1社に一人の時代になるかも知れない。いや、なってゆくことだろう。
アロマセラピストも、そういったニーズに対応できるセラピストになることも課題だ。

1オーストラリア年以上前、サラリーマン時代に私がいた会社には、すでに社内にマッサージ師がいた。
あの頃から考えると、社内にアロマサロンがあっても、決しておかしくない気がする。
そういうことが出来る会社が、伸びてゆく会社になるのかも知れない。

身につけたアロマセラピーの技を、もっと磨きたい、活かしたい方、是非一度ボランティアに参加してみては?


隊長、さらに来年3月には、気仙沼でイベントを仕掛ける予定だそう。
詳しくは下記から。
☆☆☆ 気仙沼椿フラガール ☆☆☆ 募集!



ボランティアは、まだまだ続くとのことで、シドニーへ戻ったら、オイルの追加提供をお送りする約束をして帰ってきました。

ボランティアの引き際というのも、また難しい。
時が経てば、地元のビジネスと対立構造になってしまう構図も、神戸の時には見たりした。
出来れば、地元のセラピストも巻き込み、いずれ地元の人たちへ引き継いでゆければいいなぁと思う。



本日お世話になった皆様、ありがとうございました。
お疲れ様でした。